2010年 日本穀物科学研究会

第143回例会

2010年9月10日(金)14:00より(財)日本冷凍食品検査協会関西事業所にて開催されました。 
テーマ  
講演 当検査協会での国内,輸入冷凍食品分析からみた加工食品の安全性について
                                             中田邦彦((財)日本冷凍食品検査協会 技術開発部)

 私どもの(財)日本冷凍食品検査協会は,国内7箇所の検査施設をもち,広く国内・輸入食品の検査に携わっています。本日は,当協会の検査施設を見学と,検査機関としての食品の安全性についての取り組み説明させていただきます。検査施設ですので,証明行為が主な業務となりますので,証明書の記載事項の品質保証という面が主になります。

1.受付時
 一般依頼のほかに,食品衛生法による登録検査機関となっています。国の行政検査の代行命令検査,輸入食品の自主検査などでは当協会で,検査対象物の確認,試験に必要なサンプリングを行っています。
2.試験
 ISO17025取得機関であったり,食品衛生法による登録検査機関であるので,妥当性確認のされた試験法,試験法導入前の試験室での妥当性確認や日々の精度管理により,十分管理された試験の実施を行っています。
3.証明書発行
 当協会では,証明書発行においては,受付部門との分離,試験部門の確認の手順をいれ,独立した部門として業務を行っています。

 上記の検査の流れに沿って,当会の安全性確保にともなう取り組みなどを説明させていただく予定にしています。

中田 邦彦 氏
見  学
懇親会
連絡先 三宅製粉梶@(〒544‐0034 大阪市生野区桃谷3−2−5)
日本穀物科学研究会事務局 林 孝治(Tel 06−6731−0095、Fax 06−6731−0094
E‐mai:nemoto@miyakeseifun.co.jp)   
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